1. 腰椎椎間板ヘルニアの症状は坐骨神経痛
2. マッケンジー法で腰椎椎間板ヘルニアを予防改善
3. 腰痛ストレッチで筋肉を鍛えて腰痛を緩和
4. ぎっくり腰はまず冷やして安静にし落ち着いたら軽い運動


■ 腰椎椎間板ヘルニアとは椎間板の中心にある髄核が飛び出し変形し坐骨神経痛になる

背骨を構成している一つ一つの硬い骨を錐体といいます。腰椎は腰の部分の5つの錐体(骨)をさします。椎間板とは錐体と錐体の間にありクッションの役目をしている軟骨成分です。

椎間板には中心に髄核があり、その周りはコラーゲンでできていますが、椎間板の老化、肥満、姿勢の悪さなどからくる身体の歪みや重たい物を持ち上げたりすることで圧迫を受け椎間板の中心にあるゼリー状の髄核が飛び出し変形し、飛び出し変形した部分が背骨の中の神経の通り道の脊柱管を圧迫して神経の根っこの部分の神経根や神経の束の馬尾神経を刺激して腰痛が起こります。これが腰椎椎間板ヘルニアです。

圧迫刺激を受ける神経は坐骨神経ですから、平たく言うと坐骨神経痛ですが、坐骨神経痛は病名ではなく、症状のことです。坐骨神経痛は腰椎椎間板ヘルニア以外の原因でも発症しますが、坐骨神経痛の最も多い原因は腰椎椎間板ヘルニアです。

坐骨神経は腰から足先まで伸びている長い神経で腰の部分で圧迫刺激を受けると腰だけでなくお尻の痛みや足の痛み、しびれをともないます。

急性に起こる凄まじい坐骨神経痛は、いわゆるギックリ腰で、もちろん腰椎椎間板ヘルニアでもギックリ腰になります。




■ 腰椎椎間板ヘルニアの見分け方

腰痛に加えて足の痛みやしびれ、違和感などがあると椎間板ヘルニアが疑われますが、他にも腰椎椎間板ヘルニアになると足の親指の力がなくなります。

腰椎椎間板ヘルニアの簡単な見分け方は床に仰向けに寝て両方の足の親指に力を入れて指が反り返るようにします。誰かに足の指を押してもらい、お尻から足にかけての痛みがある方の親指が簡単に曲がるようなら、椎間板ヘルニアの可能性大です。また、足の小指のしびれ、痛みなどを伴うことがよくあるので判断材料になります。整形外科等の診察をお勧めします。


椎間板は20代前半から老化が始まるので若くても腰椎椎間板ヘルニアにはなります。


腰椎椎間板ヘルニアの90%は治療をしなくても自然に治るといわれています。ストレッチで筋肉を鍛えて骨にかかる負担を筋肉に負担させることが椎間板ヘルニアの対策・再発予防になります。