腰椎椎間板ヘルニアマッケンジー運動療法


■ 椎間板に着目した運動療法のマッケンジー法

椎間板は背骨の中で骨と骨の間にあり、骨への負担を和らげるクッションの役割をし、骨の動きをスムーズにし骨とともに重要な働きをしていますが、血管がなく老化しやすく20歳程度から老化が始まり、老化で水分が失われ薄くなると骨と骨の連結がスムーズにいかなくなり関節や筋肉に負担がかかり腰痛が始まる。

薄くなった椎間板は亀裂が入りやすく中心にあるゼリー状の髄核が飛び出し変形すると背骨の中を通っている太い神経の束を圧迫刺激するのが椎間板ヘルニアです。神経は坐骨神経なので症状は坐骨神経痛になります。20歳以上では誰でも腰痛になる可能性があります。


椎間板に着目し、変形した髄核を元に戻どすため、腰痛の症状に合わせて体を反らしたり曲げたりするストレッチがマッケンジー運動療法です。

マッケンジー法では自分の腰痛のタイプを判定して腰を反らす運動か、腰を曲げる運動かを選定して簡単なストレッチを行います。




■ マッケンジー法:腰痛のタイプのチェックと適した腰痛ストレッチ

■腰痛のタイプと適した運動・・・該当項目の多い方に進む
物を持ち上げるとき腰痛を感じる
前かがみの姿勢で腰痛を感じる
長く座っていると腰痛を感じる
中腰の姿勢をしているとき腰痛を感じる
猫背
歩くと腰痛は軽くなる
うつ伏せ状態で腰痛は軽くなる
自転車に乗ると腰痛を感じない
長く立っていると腰痛を感じる
椅子に座ると腰痛を感じなくなる
しゃがむと腰痛が軽くなる
背筋が伸びて姿勢がよい
歩くと腰痛を感じる
うつ伏せ状態で腰痛が強くなる
                   
■腰を反らすストレッチ ■腰を曲げるストレッチ
@うつぶせになり両手を両肩の真下に置く @仰向けに寝て両膝を曲げる
マッケンジー法・反らすストレッチ1 マッケンジー法・曲げるストレッチ1
A両ひじを伸ばして上半身を起こして腰を大きく反らせる A両手で両膝を抱え込み両膝が胸に近づくように引き寄せる
マッケンジー法・反らすストレッチ2 マッケンジー法・曲げるストレッチ2
B、@とAを10回繰り返す B、@とAを10回繰り返す


とっても簡単です。椎間板ヘルニアになる原因の違いによる対処や弱い筋肉の箇所を鍛えるには症状に合ったストレッチを選んだ方が効果は高く、風呂上りなどに習慣づけて毎日行うと効果も高くなります。