緊張型頭痛・肩こり脳をだましてリラックスし肩こりを緩和する方法


■ 脳をだまして副交感神経を働かせると肩こりが緩和される―緊張型頭痛の防止

人間の意志に関わらず生きてゆくのに必要な循環、呼吸、消化、発汗、体温調節、内分泌機能、生殖機能、代謝のような機能を調節しているのが自律神経です。自律神経には緊張の交感神経とリラックスの副交感神経があります。

ストレスが続き緊張状態のときは緊張の交感神経が優位に働いています。この時交感神経は末梢血管をしぼり血圧を上げて早く心臓に血液を返そうとしますが末梢血管は血流が悪くなりその部分の筋肉が硬くなります。これが肩こりの原因です。

血管を広げて血流をよくしてやれば肩こりは緩和されます。リラックスの副交感神経を働かせれば末梢血管を広げて血流が良くなります。副交感神経が働いてリラックスしていれば末梢血管にも十分血液が供給されるので皮膚体温が上がり眠くなります。

音楽(特にモーツァルト)や暗めの照明、好きな臭い、入浴などでもリラックスして副交感神経を働かせることはできますが脳をだましてリラックスする方法もあります。

副交感神経が働くとリラックスして体温が上がりますが逆に体温を上げてやると脳はリラックスしているんだと思い副交感神経を働かせます、すると本当にリラックスできます。リラックスできると肩の筋肉も血流がよくなり肩こりが緩和できます。

体温を上げる方法は簡単で椅子に座って太い血管が通っているひざの上に手を置き手を温めるだけです。これだけで脳は今、体はリラックス状態だと勘違いして副交感神経を働かせてくれます。

寒い時、座っていると人は自然にひざの間に手をやろうとしますが、ひざが体温が高いことを知っているのです。




■ 脳をだまして副交感神経を働かせる方法

テレビを見ながらでも音楽を聴きながらでもアロマでリラックスしながらでも又は何もしなくてもただセンサー機能のある手の平をひざの上に置くだけです。

音楽を聴く場合は自分がリラックスできると感じる音楽でよいのですがモーツァルト音楽がリラックス効果が高いといわれています。できれば照明は暗めにして落ち着いたほうがよい。

ひざの上に手の平を置くとだんだん温もって気持ちよくなってきます。その気持ちよさを腕、肩にもイメージしていきます。

脳は体がリラックス状態だと勘違いして副交感神経を働かせてくれます。副交感神経が働くと本当にリラックスできます。

脈拍は落ち着き末梢血管は膨張し手足が温くなり肩の末梢血管も膨張し肩こりがほぐされます。リラックスできると気持ちが良くなり眠くなってきます。手をひざの上に置く時間は一日15分程度でもかまいません。

ひざの上に手をおいたとき、腹式呼吸をすると副交感神経が働きより効果が高い。息を吐くとき副交感神経が働き、力が抜けてリラックスできます。腹式呼吸は息を吸うときお腹を膨らませ、息を吐くときお腹を引っ込めます。普通、息をするとき吸う方を意識しますが、腹式呼吸では、吐く方を意識してできるだけ長く吐きます。

テレビで「この膏薬を貼ると血行がよくなり肩こりに効く」などのCMを良く見かけます。血行がよくなることが肩こりの緩和になりその先の頭痛の防止になります。

また、ストレス社会で緊張が続けば血圧は高めになり睡眠の質も悪く肥満となりメタボリックシンドロームのリスクも極めてたかまります。リラックスの副交感神経を働かせることが生活習慣病の予防になります。リラックスできればストレスにも強くなります。