1. 腰痛は足裏から始まる
2. 高齢者の腰痛
3. 寒い秋冬の腰痛対策


■ 足裏の衝撃が腰痛を招く

2本足で歩く人間は歩くときに足裏にかかる衝撃を足裏のアーチで分散させて直接、腰に負担がかからないような仕組みになっていますが、アーチがなければ衝撃は、腰にじかに伝わり腰に負担がかかり骨と骨の間でクッションの役目をしている椎間板などを痛めたりして腰痛が発生します。偏平足のようなアーチのない足では椎間板は20歳ぐらいから老化が始まるので若くても腰痛が発生します。

加齢や運動不足で足裏の筋肉が衰えたり、肥満で足裏への負担が増えたりしてアーチがくずれてしまい、ほとんど無い状態では、腰痛防止に運動すれば腰に負担がかかり、かえって腰痛が悪化してしまいます。腰痛防止には足裏にしっかりアーチを作ることから始めたほうが効果が上がります。

靴の影響もあり、きゅうくつな靴より余裕のある靴のほうがよく、鼻緒が付いた草履や下駄はアーチを作るのに適してます。上履きを鼻緒が付いたビーチサンダルなどにすれば履いて歩くだけで足裏をきたえることができ腰痛の人にはお勧めです。




土踏まずのイラスト

土踏まずのアーチは3つある。
@.かかとから親指にかけての内側の縦アーチで、通常このアーチを土踏まずと言っている
A.かかとから小指にかけての外側の縦アーチ
B.指に近い部分の横アーチ(アーチがくずれていることが多い)



足裏のアーチがなくなってくるとバランスがとれにくくなり左右どちらかに偏ったバランスをくずしたぎこちない歩き方をするようになりますが、これを防ぐには左右の脚全体を同等にきたえてバランスよくすることも重要です。

足裏、脚をきたえて筋肉をつけ、前かがみの猫背や後ろに反り返えらず正しい姿勢で歩けば腰への負担は減り腰痛は改善します。また、ひざ痛、肩こりも改善します。



■ 背筋や腹筋をきたえる前に、足裏の筋肉をきたえてアーチを復活させるストレッチ

無理をすると長続きしません。特に高齢者は無理のない範囲ではじめましょう。足裏がきたえられるとウォーキングも行うと効果は上がります。

また、ウォーキングやジョギングの前の準備運動として行うのも最適です。

足裏の体操-1 椅子に座って足指でタオルをつかむんでタオルをたぐり寄せる
足裏の体操-2 @椅子に座って足指でグー・チョキ。パーをする
足裏の体操-3 椅子に座って足指を伸ばして足首を上下に曲げる
足裏の体操-4 @椅子に座ってつま先立ちで床を押す
A椅子に座って指を曲げて床を押す
足裏の体操-5 @椅子に座って足首を外回し
A椅子に座って足首を内回し
足裏の体操-65 @椅子に座ってゴムバンドを親指にかけて開く
A椅子に座ってゴムバンドをかけて指を開く
足裏の体操-7 @座って足を上に曲げる
Aつま先を伸ばす
足裏の体操-8 @椅子に座ってタオルをひざの下に入れ、つま先を伸ばした状態のまま足を上に伸ばす<